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2018年1月24日

宝珠院の実施設計

 

断面着彩 のコピー

facebook中心になってしまい、すっかり記事のアップがあいてしまいました。

いま実施設計中の宝珠院は、芝公園の中に建つために、木々や池との関係を再確認するために手描きでスケッチしました。
下から順に、パブリックスペースから信仰の場へと、空間の質が劇的に変る3つのレイヤーを表しています。
【下段】池を含んだ芝公園の断面と、その奥にたたずむ建築の姿。
【中段】参道から、諸仏が並ぶ通り土間(各御堂の外陣)の断面。
【上段】ハイサイドライトからの光が差し込む、各御堂の内陣断面。
御堂は左から、永く市民の信仰対象である閻魔堂と弁天堂、続いて本堂。そのほかに、薬師如来、子の権現、三竦みの石像などもならぶ賑やかなお寺です。
大衆のための信仰が、庫裡という生活の場と馴染みながら、自然に都市公園に向かって開いてゆく。そういう建築にしたいと考えています。
初めて図面に縦書きの文字を入れました(笑)