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イタリア-6:鎧窓に思う

どの街に行っても窓を見ればヨロイマド。木製の外付型で、最も多いのは写真のような観音開きですが、その他にも様々な形態があります。写真にはありませんが秀逸なのは上部のヒンジで蔀(しとみ)戸のように庇状にはね上げるものでしょう。「はね上げ」と「開き」を組み合わせたものもあります。これらの鎧窓は通風を採りながら日射を制御する極めて機能的なものです。

もちろん直接比較する事はできませんが、日本では、本来必要だった深い”のき”の影が薄くなってしまって以来、日射に関して少し無神経なように感じます。特に夏期の熱負荷を減らす為にはガラスそのものの性能をアップさせるよりもその外側で日射を受けるのがいちばん。

最近ではサッシ廻りの防犯性能を強化するというような流れもありますが、そんなことも併せて考えると鎧窓は良い方法なのではないでしょうか。。。『田浦の家』では可動ルーバー付の折雨戸を使いましたが、集合住宅などで使えるより安価で汎用性の高い製品が望まれます。
窓