建築雑感

2016年3月28日

リノベーションの照明器具

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昨年末から設計監修させていただいている初めてのリノベプロジェクト。鎌倉市の景観重要建築物に指定されている「旧安保小児科医院」の住宅へのリノベーションは、調査・設計が順調に進み、昨日の長い打合わせで構造的な部分と住宅としてのプランニングはほぼ終了。5月着工の目処がついたように思う。しかし「やってみないと判らない」ことも多々あり、電気設備もそのひとつ。約二年間受電していない建築なのだ。もちろん使えるものは生かしたい。こんな照明もこんなスイッチも、二年前まで使っていたのだから。。。
文化財としての保存と、住宅としての居住性や利便・安全の確保のバランスがおもしろくも難しい。なにしろ工事費の負担は、一部補助金があるとは言え、そのほとんどが個人なのだ。