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大島記念音楽堂/室内楽シリーズ開幕の便り | 建築雑感 | 小川真樹建築綜合計画
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大島記念音楽堂/室内楽シリーズ開幕の便り

大島記念音楽堂室内楽シリーズ第一回海老名市に設計した小さな音楽堂「大島記念音楽堂」で、室内楽シリーズと銘打ったコンサートシリーズが企画され、同シリーズのプロデュースをしていただいている声楽家の大島富士子さんらによる第1回コンサートが行われました。その終了後に、音楽堂オーナーの内田御夫妻から頂戴したメールに感激しました。
許可を得てここに記録させていただきます。


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件名: 声楽のコンサート
日付: 2014年8月31日 22:05:48 JST

小川様

本日,大島富士子さんと、ウィーンのご友人の演奏会が、盛況に終わりました。
本日は、内田有一がご報告します。

アルトの永島さんは,リハーサル直後「とても歌いやすい!」と感激され、さらに客席でソプラノのリハーサルを聴き「すごくきれいな響きだ!」と何度もホールのすばらしさを称えていらっしゃいました。

ウィーンで長く活躍された永島さんに「ヨーロッパでもこのようなホールはありますか?」とお聞きしたところ,教会はあるがホールはないとのことでした。
同じことをこけら落としの際,ピアノの岡先生がおっしゃっていたことからすると,この音楽堂は50名規模の狭小ホールとして日本初というより,世界初の成功例のようです。

演奏会の前に、知人のピアノ教師&ピアニスト(すごく達者な方です)が来場し試奏して感激され,また、アルトのリハーサルを聴かれた際には,涙を流されていました。
このホールは,奏者の魅力を相当引き出す力をもっているのではないでしょうか。

また昨日はカワイ楽器の神奈川県の部長,厚木支店の店長が見えられ,このホールを活用して様々な音楽教育セミナーや音楽イヴェントをやりたいというオファーをいただきました。

この2日間だけでも多くの方々とのかかわりが生まれ,今後さらに人の輪が広がっていくことを実感しました。

今日のお客様に,フラワーアレンジメントの仕事をされている方がいて,クリスマスにリースを創りますのでホール入口に飾ってください,きっと似合いますよと言っていただきうれしいことです。

ホールが多くの方々に愛されはじめたことを実感し、嬉しく思います。

内田有一

ホールの響きの美しさについて語る出演者、ご来場のお客様の高揚した感じ、表情などの空気を、小川さんにお伝えしたく、何度今、ここにいらしたらなぁ と思ったか、わかりません。(目頭を熱くされたと思います)

内田悦子

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メールは以上です。私は以下のように御返信しました。

内田様

おはようございます。手に取るようにその場の状況が分かるすばらしいお便りに、「またかよ〜」って言われそうですが泣きました。光栄の至りです。ありがとうございました。

書かれているように、このようなホールは「世界に無い」と言っても過言ではないと思います。
50名規模では、本格的な音響を狙うことが出来にくい、ということもありましょう。しかし、今回それが出来ましたのは、ひとえに内田さん御夫妻のまっすぐな思いによるものです。そして、海老名という場所を得て、御父上の思いが後押ししたものでもありましょう。
ほんとうに良い仕事をさせていただきました。

これから、輪がどんどん広がって行くのが目に見えます。これからの時代、日本の民間文化事業はかくあるべし。という規範になるような気もします。どうぞ夢大きく、そして楽しく、音楽で手をつないだ人の輪を広げていってください。私も、微力ながらそのための力になれれば幸いです。

小川真樹